
ピアノの森はピアノを題材とした
音楽クラシック漫画。あまり知名度はないが、知る人ぞ知る作品といえる。繊細な絵と雰囲気のある世界観に惹きこまれるストーリー。環境の悪い場所で育った少年がピアノと出会い、恩師と出会い、世界へと羽ばたこうとする内容。少年漫画でもなく、少女マンガでもなく、実は大人向けの漫画だといえる。あの
高田純次も大ファンであると公言している。この作品をそこらのクラシック物と同じに考えていたら、間違いなく後悔するよ。

ピアノの森の感想でも書いてみよう。
やはり、この作品を一言で表すと、
心が洗われる作品。ピュアって言葉がすごい似合うものだと思う。
純粋な少年が純粋にピアノが好きで、才能があることに気づき、元天才ピアニストが指導をして世界へ導いていくというストーリーだが、何気ない日常や練習風景、日々の努力といった身近なところも上手く描きながら、コンクールのシーンでは豪快にページ数を使い、紙を見ているのに
音が聞こえてくるような迫力がすさまじい。
ここまで音を出すシーンに力を入れている作品はなかったのではないだろうか。本当に音が聞こえてくる錯覚に陥ってしまう。
ちょっと単行本がでるペースが遅いような気がするのが残念だが、キラキラとした少年と、素朴で純粋な感受性を持った作品を読みたいのであればおすすめである。
個人的に思い入れの強い一品であり、最初に出会ったときには宝物作品を見つけたような感覚に陥ったものだ。

これは一色まことの代表的作品といえるものだろう。
アニメ化や映画化もされており、おもしろさがわかる。
時代背景は今の60歳前後の人達が子供の頃の田舎が舞台といったところだろうか。これも忘れてはいけない物が書いてあると思う。
一色まこととは実は女性なんだということは知っていたかな?
花田少年史(1) (モーニングKC (1519))