
あひるの空は、本格バスケットボール作品。
高校バスケに焦点を当てており、弱小高校が頂点を目指していくというよくある設定だが、
試合内容や選手の心理描写が数あるバスケット漫画の中で一番リアルに表現されているといえる。無数にあるスポ根系ジャンルの中でも
リアリティーの表現がずば抜けているといえる。感動と高揚に加えて、名言なども多々出現することでも有名である。個人的には
スラムダンクよりも高得点を付けてもいいと思っている作品だ。

あひるの空の感想を書くと止まらなくなるが、この作品は学生時代に運動部に入っていたのであれば、間違いなく楽しめる内容となっている。必ず青春時代を思い出すだろう。
何よりも現実離れしていない試合内容やバスケが上手くなりたいという気持ち、どのチームでも起こる人間関係、さらには
空気感まで紙の絵を通して伝わってくるのである。
1巻~5巻まではギャグ漫画路線ではないか?という内容になっているが、6巻からの路線変更はすさまじく、バスケット漫画の中ではナンバー1ではないかと思っている。
設定はどこにでもあるものであり、ヤンキー学校にある弱小チームに背の低い主人公が入学して、抜群の才能を持つ経験者が加わっていくという王道的なものだが、これほど
主人公のチームが負けまくるのも珍しい。
作者も公言?しているが、スラムダンクの影響も受けており、中には意識しているなと思うシーンもあるが、大人であっても心に響く名言や高校生ならではの思春期の心の揺れ具合の表現が素晴らしいと思う。
週刊誌の連載からコミックの内容は書き直しが多くされており、中には丸々書き直している時もある。コミックで読むのがおすすめである。

バンド漫画のようだが、これは読んだことがない。
ただ、あひるの空の内容からするに、青春物、熱血物であることは予想できる。実際アマゾンのレビューを読む限りそんな感じだ。
日向武史は、バンドをやっていたし、バスケもかじっていたようだ。実体験を描いているからこそ共感が得られるのだろう。取材ではわからないものがたくさんあるからね。
Howling~ハウリング~ 1 (少年マガジンコミックス)